ウェブ版『ヘルスネットワーク』

1-2月合併号「科学的事実に基づく 介護予防のための運動」確認問題の解答

2016年 01月 05日

 JAFA機関誌『ヘルスネットワーク』に連載中の科学的事実に基づく介護予防のための運動」(筆者:西端泉)は、加速する超高齢社会において、介護を必要としないための運動方法を解説するコーナーです。

以下に、今月号(2016年1-2月合併号p22「第10回 関節疾患を予防する運動)の確認問題の、解答と解説を掲載します。

 

問題1
以下の関節疾患に関する記述の中から、正しいものを選べ。

正解はa

a:要介護の原因の順位は、脳血管障害、認知症、高齢による老衰、関節疾患、転倒・骨折です。

b:要介護の原因として多い関節疾患は、変形性関節症と関節リウマチです。

c:関節リウマチは自己免疫疾患の一種です。自己免疫疾患とは、本来は細菌やウイルスを攻撃してくれる免疫機能が、誤って、自分の組織を敵と間違えて攻撃するものです。なぜ、そのような間違いが生じるのかについては分かっていませんが、薬で免疫機能を弱めることによって症状を和らげる治療が可能です。

d:変形性膝関節症は、まず半月板が磨り減ってしまうことによって生じるので、骨粗しょう症ではなく、関節間軟骨の障害です。

 

問題2

変形性膝関節症を予防するための運動として、正しいものはどれか。

正解はb

a:過剰な柔軟性は関節の安定性を損なうので、ストレッチングを行い過ぎることはよくありません。また、ハードラーズストレッチングやニーストレッチングは、膝関節の横方向の安定性を損なう可能性があるので、健康づくり運動としては避けるほうが無難です。

b:変形性膝関節症は女性に多発します。この原因の一つとして、内側広筋の筋力・筋持久力の不足があります。「骨格筋の大きさ=骨格筋の強さ」なので、内側広筋の大きさが外側広筋と同じくらいになるようにトレーニングする必要があります。ネットで、ラグビーの五郎丸選手の画像検索をして、発達した内側広筋を見てみてください。

c:膝関節の形のせいで、膝関節は深く曲げるほど、半月板に大腿骨の関節果が食い込んで、半月板の摩耗や損傷の可能性を高めます。安全上は、フルではなくハーフスクワットが望ましいでしょう。

d:ハムストリングも、内側の半腱様筋・半膜様筋と、外側の大腿二頭筋に分かれていて、膝関節の左右方向の安定性を保っています。レッグカールする際に、つま先が外を向いてしまったり、内を向いてしまったりする場合は、ハムストリングの外側と内側の筋力バランスが崩れている可能性があります。

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