フィットネスコラム

「糖化」を予防する ~いつまでも若々しく健康にフィットネス指導を続けるために~

更新日:2020年 03月 10日
by からだの中からフィットネス2 ~生涯現役を目指すからだ作りのための栄養トピックス~

「カラメルソース」を作ったことはありますか? フライパンに砂糖と水を入れて火にかけ、しばらくすると色が透明からだんだんと茶色に変わり、よい香りがしてきます。この反応を「糖化」といいます。食べ物で起こる糖化は、好ましい風味が加わるよい現象ですが、これが私たちのからだ中で起こると、たくさんの悪影響が及びます。

■過剰な糖とたんぱく質が劣化して「糖化」へ
私たちの血液にはブドウ糖が一定量( 空腹時は60-110mg/dl)存在し、その糖が筋肉や脳などに取り込まれ、エネルギーに作り変わることで活動しています。しかし、食後や糖尿病などのなんらかの理由で血液中に過剰に糖が存在した場合(血糖値が高い)、糖の一部は行き場を失い、からだの中のたんぱく質にくっついてしまいます。

そして、体温でそれが徐々に熱せられるとたんぱく質が劣化し「最終糖化産物(Advanced Glycation Endproducts)、略して「AGEs(読み方はエージス、エージーイーなど)」が生成されます。一度生成されたAGEsは元に戻ることはなく、体内に蓄積されていきます。そして、血管や肌などにダメージを与え、健康面にも美容面にも悪影響を及ぼします。この一連の反応を「糖化」といいます(図1)。(機関誌で図を掲載)。

 

……続き(以下)はJAFA機関誌『ヘルスネットワーク』で。

 

■糖化が進むことによる影響

■糖化を予防する生活~ AGEsができないように予防する~

■糖化が進むその他の危険因子

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【今月のレシピ】

食後の血糖値を上げない主食!
「サラダチキンとパプリカの抗糖化パスタ

パスタ.JPG

レシピはJAFA機関誌『ヘルスネットワーク』へ掲載しています。

からだの中からフィットネス2 ~生涯現役を目指すからだ作りのための栄養トピックス~

河村 玲子

パーソナルダイエティシャントレーナー(管理栄養士×トレーナー)、ボディーメイクや健康サポートを行う管理栄養士×パーソナルトレーナー。 脱サラ後、北米に渡りダイエットビジネスの視察、トレーナー活動をした後、帰国して日本にて活動を始める。現在トレーナーとしては、ティップネス蒲田・渋谷・日本橋にてトレーニング指導、管理栄養士としては『Tarzan』や『anan』のレシピ作成や監修、アスリートの栄養指導など、運動、栄養両面のプロフェッショナルとして幅広く活躍している。(株)SAWAKI GYM 栄養アドバイザー。ティップネスアスリート支援事業 管理栄養士。(株)HandY スポーツセクション 管理栄養士。2018年5月タツミムック刊『やせ習慣が身につく ラクうま鶏ささみ料理』を監修。共著に新星出版刊『ちゃんとキレイなカラダをつくる!女子の筋トレ&筋肉ご飯』。

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