フィットネスコラム

腸内環境を整える~「腸活」における新たな考え方~

更新日:2019年 09月 01日
by からだの中からフィットネス2 ~生涯現役を目指すからだ作りのための栄養トピックス~

最近、各種メディアでよく取り上げられる「腸活」。腸内環境と健康との関連についての研究が進み、腸内環境の乱れがさまざまな不調を来たす一因になることがわかってきています。今回は「腸活」について取り上げます。

 

■腸内に生息している細菌の総称が「腸内フローラ」

腸には、500種類、100兆個にも上る腸内細菌が生息し、腸壁を覆っています。その重さは1.5kg以上。その様子がお花畑のように見えることから、腸内に生息している細菌を総称して“腸内フローラ” と呼ばれています。

<腸内フローラの役割>
1. 食物繊維やオリゴ糖など、ヒトが持つ酵素では消化できない成分を分解し、その消化を促す。
2. 7割が大腸に集中しているからだ全体の免疫細胞を活性化させ、からだを守る。
3.腸内フローラのバランスを保ち、健康を維持する。

腸内フローラを構成する菌は、大きく3種類に分類できます(表1 ※表は機関誌へ掲載しています)。その3種類すべての細菌がバランスを保ちながら生息していれば、腸内フローラは良い状態が保たれるので、悪玉菌をゼロにする必要はありません。しかし、何らかの原因で悪玉菌が善玉菌よりも優勢になると、腸内に有害物質が増え、病気に対する抵抗力が低下したり、便通が悪くなったり、肌が荒れたり、アレルギーが起きたりなどの不調が現れます。

……続き(以下)はJAFA機関誌『ヘルスネットワーク』で。

 

■動物性食品や添加物等の過剰摂取が腸内環境を悪化

■腸内環境を整えるためにサプリメントを効率よく摂取

■これからの腸活は、からだ全体の免疫レベルを 高めていくこと

 

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【今月のレシピ】

食物繊維と発酵食品がたっぷり!
「サラダチキンと豆の“腸活”サラダ」

サラダ写真.JPG

レシピはJAFA機関誌『ヘルスネットワーク』へ掲載しています。

からだの中からフィットネス2 ~生涯現役を目指すからだ作りのための栄養トピックス~

河村 玲子

パーソナルダイエティシャントレーナー(管理栄養士×トレーナー)、ボディーメイクや健康サポートを行う管理栄養士×パーソナルトレーナー。 脱サラ後、北米に渡りダイエットビジネスの視察、トレーナー活動をした後、帰国して日本にて活動を始める。現在トレーナーとしては、ティップネス蒲田・渋谷・日本橋にてトレーニング指導、管理栄養士としては『Tarzan』や『anan』のレシピ作成や監修、アスリートの栄養指導など、運動、栄養両面のプロフェッショナルとして幅広く活躍している。(株)SAWAKI GYM 栄養アドバイザー。ティップネスアスリート支援事業 管理栄養士。(株)HandY スポーツセクション 管理栄養士。2018年5月タツミムック刊『やせ習慣が身につく ラクうま鶏ささみ料理』を監修。共著に新星出版刊『ちゃんとキレイなカラダをつくる!女子の筋トレ&筋肉ご飯』。

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