資格認定

ACSM

以下のACSMに関する情報は、ACSMが公開する情報に基づき適宜に更新しています(最終更新日:2016年10月18日)。

ACSM/EP-C(エクササイズフィジオロジスト/運動生理学者)とは

gdi_02.jpgACSM(アメリカスポーツ医学会)は、1954年以来世界90ヵ国以上で5万人以上の会員を有し(2015年現在)、ヘルスフィットネスやスポーツ医学の資格を認定するなど、世界的に認知されている組織です。その信頼度は、さまざまな機関や団体がACSMのガイドラインを使用していることからもわかります。JAFAは、日本における認定プロバイダの役割を担っています。

ACSM認定エクササイズフィジオロジスト(ACSM Certified Exercise Physiologist:EP-C)は、日本語で受験できる唯一のACSM資格です。日本でも予防医学的な側面から運動処方に関わりをもった資格として高い評価を得ています。

日本では、JAFAが1987年に第1回認定テスト(その当時はHFI。その後HFSへ改称し、現在はEP-C)を実施して以来、これまでに約600名が合格しています(2016年8月現在)。

(※以下、ACSMサイトにおける資格紹介文の翻訳)

EP-Cは、運動科学の少なくとも学士号を有するヘルスフィットネスの指導者です。EP-Cは、健康な人々と、合併症がなく医学的にコントロールされていて一人で身体活動を行う許可を得ている患者に対して、健康的な生活習慣行動を取り入れ維持するサポートをするために、(プログラム)参加前の健康スクリーニングを実施し、体力の測定評価を行い、その結果を解釈し、運動処方を作成し、行動変容と動機づけの戦略を適用します。

EP-Cになるためのアカデミックな準備には、フィットネスマネジメント、管理と監視も含まれます。この資格を持つ指導者は通常、商業施設、コミュニティ、スタジオ、企業、大学や病院などにおいて従業員として雇われたり、フリーで仕事をします。

医学的にコントロールされた疾患を持つ人々を相手に仕事をすることによって、パーソナルトレーニングをより高いレベルで学び、エクササイズ前の健康リスクアセスメントを実施し体力測定評価を行うために必要な知識をマスターしています。EP-Cはまた、健康的な生活習慣行動の採用と維持においてクライアントをサポートするために、別の健康に関するタスク(職務、事業)に注力することもあります。

ACSM(アメリカスポーツ医学会)のウェブサイトはこちら

アメリカでの資格名称変更について

2015年2月より、ACSMは一部の資格名と受験条件を変更しました。
この変更に関する質問は、ACSMウェブサイトの FAQか、下記ファイルの日本語訳をご参照下さい。

ACSM資格名称変更についてのFAQ(日本語訳)(200KB) PDF

旧資格名 新資格名
ACSM Certified Health Fitness Specialist(HFS) ACSM Certified Exercise Physiologist(EP-C)

※現在のところ、日本語での試験の名称に変更はなく、ACSM Certified Health Fitness Specialist (ACSM/HFS)のままですが、登録(認定書発行)の際にACSM Certified Exercise Physiologist(EP-C)に変更されます。

EP-C(旧HFS)に求められる能力

  1. 「ACSM 運動処方の指針(原著第8版)」で示されたACSM/HFSとACSMパーソナルトレーナーに求められるKSA(知識・技術・能力)の能力
  2. 健康・フィットネス分野に関連した仕事の経験
  3. 危険因子、健康状態の査定、フィットネス評価、運動処方における十分な知識と技術
  4. 個人の身体機能を向上させるための適切で新しい身体活動を紹介する能力
  5. 個人の生活様式を改善するための効果的な教育またはカウンセリングを行う能力
  6. 機能解剖学、運動生理学、栄養学、危険因子の確認、生活様式改善方法、障害予防を含めた運動科学の知識

認定試験について

1. 受験資格

(2015年2月の資格の名称変更に伴い、受験資格と受験条件が変更になりました。)

以下の2つの条件を満たしていること。

◆運動科学、運動生理学、あるいはキネシオロジーの学士号以上の学位(学士号:4年制大学卒業)
◆成人CPR(心肺蘇生法)・AED(自動対外式除細動器)の資格(スキル実習が含まれるもの)

※受験の際、上記受験資格に関する証明書などを提出する必要はありませんが、ACSMは合格者の何割かを無作為に抽出し、検査を行います。もし検査を受けたら、証明に関するすべての書類(英文に訳したもの)をACSMナショナルオフィスに提出しなくてはなりません。

※CPR・AEDの認定は、特に団体等の指定はありません。CPR・AEDを習得できるものであればいずれでも結構です。なお、更新の際もCPR・AEDの継続が必要です。

<学位条件>
  • ◆認定大学(単科大学、総合大学)における運動科学専攻の学士号以上の学位、あるいはそれと同等のもの(上記の大学の該当する課程の最終学期に在籍する学生は受験可能)
  • ◆同等の専攻とは、少なくとも下記の内容を含む学位の修了をさす
  • ◆次の内容であることが明白な運動科学の過程で、3学期制の場合は21単位、クオーター制の場合は28単位以上
    • ・運動生理学(単独の科目として3単位以上あるいは同等のもの)
    • ・筋力&コンディショニング(筋力&コンディショニングの原理を含む。筋力トレーニング実習1単位のみは非該当)
    • ・応用キネシオロジーあるいは応用バイオメカニクス
    • ・解剖学及び生理学(解剖生理学でもよい)
    • ・運動負荷試験と運動処方(健康人及び子ども・高齢者・妊婦・有疾患者などの特殊対象者の運動負荷試験と運動処方を含む)
    • ・特殊対象者(心血管系疾患、肺疾患、代謝性疾患、高齢者、妊娠など幅広い疾患・健康状態に関する病態生理学を含む)
    • ・健康リスク査定(種種の健康状態に対するリスク層別化あるいは分類に関する情報を含む)

※運動科学以外の学位プログラムは認められません。また、過去の(実務)経験は斟酌されません。

2. 方法と費用

ピアソンビュー社公認テストセンターにて、インターネット上で受験するCBT(コンピューター・ベース・テスト)方式
※事前に日本フィットネス協会にて、受験バウチャーを購入してください(バウチャー費用:41,100円(税込)。発行日より1年間有効)。

CBT(コンピュータ・ベース・テスト)受験の手順
  1. jafastaff@jafa-net.or.jp 宛てに、以下の内容を送信してください。
    件名:ACSM受験バウチャー申し込み
    本文欄:
    1. お名前
    2. 郵便番号・住所
    3. 電話番号(平日昼間に連絡がつきやすい番号)
    4. 振込予定日
    5. 運動指導に関する保有資格
    6. 学士号以上の学位を取得した学校名と学部(コース)
     
  2. CBTバウチャー料金(41,100円)を振り込む
    振込先;三井住友銀行 神田支店
    当座 №262856
    名義 公益社団法人 日本フィットネス協会
    ※振り込み手数料はご負担ください。
     
  3. JAFAより「受験バウチャー」が届いたら(メールで受信)、ピアソンビュー社のウェブサイトでアカウントを作成し(入力フォームは英文)、希望のテストセンターで試験番号「020-222J」受験予約をする
    ※お振込後、バウチャー発行までに1週間~10日程度かかります。

    ピアソンビュー社ホームページ受験者登録
    ピアソンビュー社 ACSM情報ページ
     
  4. テストセンターで受験する。
3.試験内容について

出題:10領域におよぶKSAに基づき、選択式問題がおよそ125~150問
<10領域の例>
・運動処方(トレーニング)とプログラミング 31%・運動生理学と関連運動科学 23%・健康評価と体力運動負荷試験 12%・栄養と体重管理 8%・プログラム管理、品質保証、結果評価 8%・安全性、傷害予防、緊急時の対応 7%・病態生理学と危険因子 5%・ヒトの行動 4%・心電図と診断技法 1%・医学および外科的管理 1% 等

時間:3時間30分
合否結果は、テスト終了後に画面に表示されます。
合格率:43%(2015年のEP-C 受験者)

再受験が必要な方は、試験結果通知書に再受験バウチャー番号が表示されます。再受験者は、最初の試験から15日以降に受験が可能です(再受験費用:US$155+消費税)※2016年8月現在

受験に役立つ「世界基準の運動処方 技能習得講習会」はこちら

教材

『ACSM 運動処方の指針(原著第8版)』日本体力医学会体力科学編集委員会(南江堂)
※上記の図書は、日本フィットネス協会では扱っていません。書店やウェブサイト等で購入してください。
南江堂ウェブサイト

登録手続き・更新手続きについて

<登録について>

 試験に合格された方には、アメリカ本部からJAFAを経由して認定書が届きます。

<更新について>

3年ごとに更新手続きが必要です。3年間でワークショップを受講し、継続教育単位を60単位(cec)以上取得してください。

また、CPRの有効期限と認定団体の記載も必要ですので、CPRを継続しておいてください。

<更新に必要な単位(cec)取得の方法>
【重要】ACSMの単位取得方法について(2016年10月18日)

このたび、ACSMが公開する情報に基づき、日本での単位取得の方法の一部を下記の通り変更します。2017年1月以降に開催される講習会より対象としますので、資格保有者の方はご注意ください。

<変更点>

ACSMの単位として認められる講習会は、国レベルで認定された団体(日本では内閣府が認定する公益法人等)が主催する理論講習会(EP-C資格に関連したプログラムであること)に限定されています。

ただし、それらの開催数には限りがあり、受講機会が得られない方もいるため、ACSMの認定プロバイダであるJAFAが特別に認可する講習会において、単位を取得できることとします。

  • ・ACSM認定プロバイダ(日本ではJAFAが該当)が開催する認定講習会の受講※1
  • ・ACSM、または他の国レベルで認定された団体(日本では内閣府が認定する公益法人等)が主催(またはJAFAが認可)する、専門教育講習会への出席※2
  • ・ACSM、または他の国レベルで認定された団体(日本では内閣府が認定する公益法人等)が主催(またはJAFAが認可)する、継続教育単位を付与するセルフテストの受験※3
  • ・ACSMや他の国レベルで認定された団体(日本では内閣府認定など)の提供する研修/コースへの参加(Zumba、ウェルコーチ、ヨーガなど)
  • ・臨床/病院の症例研究
  • ・ACSM資格認定ワークショップやウェビナーシリーズの受講
  • ・Team Physician Course受講
  • ・Advanced Team Physician Course受講
  • ・ACSM地方支部カンファレンス(会議)
  • ・専門分野のカンファレンス(会議)
  • ・科学的円卓会議
  • ・通信教育やインターネット継続教育プログラムの修了(特定の臨床もしくは健康体力に関連したトピックに関するもの)
  • ・ACSMサーティファイドニュース
  • ・ACSMヘルス・アンド・フィットネスジャーナル(ACSM会員限定)
  • ・認定を受けたカレッジや大学の健康/フィットネスあるいは運動科学に関連するコースを受講し及第点を取る(1履修単位につき10CEC)
  • ・書籍の著者、共著者、ジャーナル記事の執筆、アクセプトされた要約(1件につき10CEC)
  • ・アカデミックな教育課程の指導、クラスルームの指導担当、専門団体のカンファレンスにおける健康体力などの講義の担当(1時間1単位。毎週行われるクラスについて、同一の科目はその更新期間内において1回だけ単位として認められる。指導や講義による単位取得は全単位の30%までとする)

※1  JAFA主催のCECセミナーが該当します。

※2  運動科学に関する日本での理論講習は、原則60分につき1単位として換算できます。(ただしEP-C資格に関連しているプログラムであること)。主催団体から受け取った受講証明書をコピーし、 ACSM更新用として1部保管して下さい。受講証明書が発行されないような場合は、参加したことを証明するために「クレジットフォームジャパン」に必要事項を記入し、主催者に確認印を求めてください。

※3  JAFA会員は、機関誌でACSM's Certified Newsの日本語訳を読み、問題の解答を提出することで単位を取得できます(年6回、各1単位)。また、機関誌へ掲載される「GFIセルフテスト」でも単位を取得できます(年5回、各0.5単位)。JAFA会員の入会方法はこちら。

クレジットフォームジャパン(125KB) PDF

クレジットフォームジャパン(38KB) PDF

ACSM資格更新についてのFAQ(日本語訳)(228KB) PDF

<更新方法>

※更新手続きや登録情報の変更は、資格保有者自身がACSMウェブサイトのマイページで行うことが推奨されています。

<ACSMウェブサイトのマイページについて>

ACSMは、資格保有者へ頻繁にEmailでニュースなどを送信しています。そのため、資格保有者の最新Emailアドレスをマイページへ登録することを求めています。
マイページへのサインイン方法(2016年8月現在)(605KB) PDF

※UsernameやPasswordの確認など、サインイン方法に関する質問は、直接ACSMへお問い合わせください。

<無作為検査について>

ACSMは、提出されたACSM資格更新/リニューアルフォーム(ACSM RECERTIFICATION / RENEWAL FORM))の何割かを無作為に抽出し、検査を行います。もし、検査を受けたら、30日以内に単位に関するすべての証明書類(英文に訳したもの)をACSMナショナルオフィスに提出しなくてはなりません。証明書類の提出ができない場合は、資格更新が完了するまで、1年間の猶予期間が与えられます。

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