フィットネスコラム

フィットネス指導 from U.S.A

ムーマ和子(アメリカ オレゴン州 在住)

1998年に渡米するまで、JAFA/ADE、ACSM/HFSとして、フィットネスクラブや養成専門学校等で活動。渡米後は、グループ指導、気功のクラス指導、パーソナルトレーナーとして活動し、現在は主に、Oregon Heart Vascular Institute(総合病院の一部で、心臓病に関する予防から手術まで行われている機関)でクリニカルエクササイズフィジオロジスト(心臓病リハビリのセラピスト)として活動するほか、Tensegrity Physical Therapy(オリンピック選手から生活習慣病による機能障害まで多種の査定方法を導入しているフィジカルセラピーのクリニック)や、オレゴン大学、地元のフィットネスクラブ(Oakway Fitness)等で、指導者や講師として活動している。

【最終回】たくさんの方の助けを支えに...

更新日:2014年 09月 30日
by フィットネス指導 from U.S.A

12回にわたる連載も最終回となりました。昨年、8年ぶりに帰国したのを機に、かつてお世話になったJAFAとの繋がりが再開し、日本が近くなったという思いで、たくさんのエネルギーをまた頂きました。

現在、日本語で受験できるACSM資格は ヘルスフィットネススペシャリスト(HFS)ですが、ACSMにはほかにもさまざまな資格があるのをご存知ですか? ヘルスフィットネスの分野ではHFSのほかに、パーソナルトレーナー(CPT)、グループエクササイズインストラクター(GEI)、クリニカルの分野では、クリニカルエクササイズスペシャリスト(CES)、クリニカルエクササイズフィジオロジスト(RCEP)などがあります。

数年前、HFS(当時はHFI)の受験対象者の規定の中に「4年制の大学を卒業していること」という項目が追加されました。CESはそれに加えて400~500時間のインターンシップ、RCEPは修士以上の資格と600時間のインターンシップなどが、受験資格として必要とされています。

先月、ACSMの会員に向けて、HFSを「エクササイズフィジオロジスト」と改名することについてのアンケートが配信されました。2013年時点での有資格者数は、HFS:11,000人、RCEP:900人です。また、RCEPの認識向上に向けて、10年前からクリニカルエクササイズフィジオロジー協会(CEPA)が設立され、ACSMの地区やインターナショナルのミーテイングでも啓蒙活動を続けてきた中で、HFSの改名については懸念が深まっています。

日本では今後、HFS以外の資格も日本語で受験できるようになるのでしょうか? 私がHFS(当時はHFI)を取得した1991年頃は、企業側の認識が、まだJAFAのレベルに追いついておらず「この資格は何ですか?」と尋ねられることもよくありました。

アメリカに住んで16年、仕事を通して一番に感じる、私が日本人である有利な点は「時間に正確できめ細かい」ということです。母国語でないことで引け劣らないように、毎回入念に準備をして臨むという姿勢が、いろいろな仕事に繋がったと思います。

先日は、パーキンソン病の査定と運動療法についての研究会に参加しました。自宅でできるパーキンソン病患者の運動プログラムを、神経科の医者とフィジカルセラピストと共に作成し、参考になりました。

これまでたくさんの方に助けて頂いて、どこに住んでも大好きな仕事を続けてくることができました。毎日感謝でいっぱいです。本当にありがとうございます。日本のフィットネス指導者の活躍をこれからも応援しています。

 

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昨年帰国した時の、嬉しさいっぱいの記念写真。左より、JAFA参与の山岡有美先生、娘、私、JAFA顧問の鶴見幸子さん。

"仕立て方"次第で人気プログラム!?

更新日:2014年 09月 16日
by フィットネス指導 from U.S.A

今回は、アメリカで人気のプログラムをいくつかご紹介します。

■サイクリング系プログラム
サイクリングのクラスは根強い人気です。フィットネスクラブのメンバー月会費に加えて、クラスに参加する毎に5ドルから25ドルを支払うシステムを導入しているところが多いのですが、男女問わずバイククラスのスポットをを予約しなければならないほどです。会員が自分の自転車を持ち込み、体に合うように調整するバイクフィットを導入し、クラスだけでなく、個々人のトレーニングにも焦点を合わせているところもあります。

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■クロスフィット
数年前、爆発的な人気となったTRX Suspension トレーニングは、クロスフィットの一部に組み入れられ、TRX専門の施設のほとんどがクロスフィットに変わりました。総合ジムの中にもクロスフィットのクラスが取り入れられ、サイクリングと同様にクラス毎に参加費を払うようになっています。参加時のスクリーニングなどは無いので参加者の責任となりますが、障害(怪我)の発生率が高いという問題が出てきています。

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■「MELT」
心臓外科医であり人気テレビの番組も担当しているドクター オズ(Mehmet Cengiz Oz)の番組で紹介されて以来、「MELT」が、大変なブームとなっています。「MELT」とは、SUE HITZMAN が監修したフォームローラーやいろいろなサイズのボールを用いたセルフマッサージが原点となっているプログラムです。ドクターオズは、2004年に“The Oprah Winfrey Show” で健康医療のコーナーを担当して以来、アメリカ国民への影響力がとても大きく、この番組に紹介される事で商品が売切れになることは珍しくありません。

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■「PIYO」
[Pilates + Yoga + Movement]というスローガンの下に、Chalene Johnson が監修したプログラム。インストラクター資格取得コースや、一般向けのDVDも数多く出まわっています。

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これまで、それぞれのインストラクターが独自に工夫を重ね、クラスに提供してきたものも、監修され、タイトルがつくと、目新しく見え、いつも何か新しいと感じるものを求めているフィットネス参加者の要求を満たします。健康産業に携わる一人ひとりが、これまでに学び経験してきた事を、自身の目の届く範囲で普及するか、またはタイトルをつけて世に広めるかの判断は難しいところですね。

医療費の削減を目的とした「シルバースニーカーズ」

更新日:2014年 08月 29日
by フィットネス指導 from U.S.A

ベイビーブーマーが65歳 以上の領域に入り始め、2013年のアメリカの国勢調査では、65歳以上の人口が14.1%になり、2030年には20%(5人に1人)になることが予想されます。

アメリカの高齢者(65歳以上)および障害者向け医療制度(メディケア)の一つである、Health Maintenance Organization(HMO)によるプログラム「シルバースニーカーズ」が人気をよんでいます。これは、疾病予防と健康維持増進を図り、医療費の削減を目的としたプログラムで、現在、アメリカ全土の1万1,000のクラブが提供しています。

HMOでは、保険加入者への特典として、シルバースニーカーズのプログラムを提供しているクラブを無料で利用することができ、クラブ側には会員がプログラムに参加する毎に、HMOから一人につき4ドルが支払われます。私が勤務しているクラブでは、平均45~50人が参加しているので、一クラスあたり180~200ドルがHMOから支払われていることになります。

シルバースニーカーズをきっかけに、保険加入者はクラブの他のプログラムや施設を利用するようになり、同時に社交の場も広まり、高齢者の生活の質の向上にも役立っています。

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医療費の削減を目的としたプログラム「シルバースニーカーズ」は、全米1万1,000のクラブで提供されている

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今年もIDEAコンベンションがが終了し、JAFAツアーに参加された皆さんは、沢山の最新情報を得られたことと思います。開催地だったアナハイムへは、私が住んでいるユージーンから高速で15時間くらいです。勤務しているクラブでは、毎年誰かがIDEAへ参加し、9月にミーテイングを開いて情報交換をするのが恒例となっています。

次回は、集客の多いプログラムについてご紹介します。

 

肥満大国アメリカ

更新日:2014年 08月 15日
by フィットネス指導 from U.S.A

昨年日本を訪れた際、UVを遮断する服があるというので、私のも含めてお土産に調達しようと意気込んで出かけたのですが、アメリカではS、またはXSのサイズの私が心地よく着れるのは日本サイズでは“L”で、友人達が着れるサイズは見つかりませんでした。

CDC (アメリカ疾病管理予防センター) によると、アメリカの成人の3分の1以上(34.9%)は肥満です。19歳以下では17%が肥満です。ファミリーレストランチェーンの一つ “レッドロビン”では、3,500kcalのハンバーガーが人気メニューです。また、肥満のアメリカ人が自宅で倒れた場合、家の壁を壊さなければ搬送できないというニュースもしばしば目にします。

コントロールできる心臓病、成人病のリスクファクターの一つとして、オバマ大統領夫人も先頭に立って肥満対策のキャンペーンを行っています。食事指導や運動療法、エクササイズクラスや民間の減量プログラム(Weight Watcherなど)など、ウエイトコントロールの機会は沢山ありますが、小学校から学校のカフェテリアでピザやホットドック、チキンナゲットで慣らされた味覚の改善は時間がかかります。それに比べると、日本の給食の献立は本当に素晴らしいと思います。

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     Red Robin の3,540kcal ハンバーガー         学校のカフェテリアの昼食

「オステオパシー」の学びと、未知なる可能性

更新日:2014年 07月 30日
by フィットネス指導 from U.S.A

「オステオパシー」は、1874年にアメリカのアンドリュー・テイラー・スティルによって創始された整体法です。身体は一つのユニットであるという考えに基づき、体の恒常性を維持するために、補正メカニズムを用いて身体の自然治癒力を刺激し、非薬理学的に、身体改善を行います。

アメリカでは、オステオパシーのドクター(D.O.)はメディカルドクター(M.D.)と同じ正規の医師です。1948年に“筋肉エナジーテクニック”を開発したフレッド・ミッチェル医師(D.O.)のスペシャルトレーニングを、1970年に受けた6人の医師達の一人、エド・スタイル(D.O.)による10日間の講習会を4回受講する幸運に恵まれました。モダンダンス、体操、グループエクササイズインストラクターから始まり、気功、ピラテス、クリニカルエクササイズフィジオロジーなど、いろいろな角度から体に関わってきた私にとって、オステオパシーの基本である「身体は一つのユニットである」という考えは、私のアプローチの基本でもありました。

私はD.O.ではありませんので、直接身体に触れて改善することはできませんが、この受講によってスクリーニングの技術が向上しました。また、体のポジションをボール、タオル、ボックス、バンドなどを使用し安定させ、患者の少しの力を利用することによって、身体の自然治癒力を刺激することが出来るということを発見し、テクニックを開発しています。その後、運動処方をすることによって、効果が増進されていきます。

まだまだ、学ぶ事は沢山あり、また可能性も未知にあるのだと思う毎日です。

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7月27日まで、ジュニアーの陸上世界大会がユージーンで開かれていて、私も日本選手を応援に出かけていきました。最終日には、恒例のユージーンマラソンも開催されました。

 

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2014 world junior championships (Eugene Oregon)

患者自身に健康を維持してもらうために

更新日:2014年 07月 15日
by フィットネス指導 from U.S.A

フィジカルセラピストによる治療後、改善された状態をどのように維持するかは最も重要な課題です。通常、症状が軽減されたり無くなったりすると通院は中止されますが、原因が根本から改善されない限り、患者の症状は再発したり、他の部分に現れたりして、通院を再開しなければならなくなる可能性が大きいです。

私が勤務しているTensegrity Physical Therapy & Performance Centerでは、患者が自分の体や習慣を理解し、再通院の可能性を最小限にしたいという考えから、フィジカルセラピストを中心に、他の専門分野も含めて患者の対応に当たっています。そのチームは患者のあらゆる習慣を考慮し、治療効果を維持、増進させるための運動療法をきめ細かく調整します。

患者自身が症状の原因や仕組みを理解し、クリニックへの通院終了後も、単独で心と体の健康を維持できるような状況に持っていくことが、私のクリニックでの目標です。フィジカルセラピストによる初診に参加し、患者と共に目標を設定し、治療と運動療法が開始されます。フィットネスインストラクター、パーソナルトレーナー、クリニカルエクササイズフィジオロジストとしての経験に、気功やピラテス、そして2年前から勉強し始めた総合的に体の状況を把握し治療するオステオパシーも加えて取り組んでいます。

同じエクササイズでも、患者それぞれの生活習慣、学び方の習慣、身体や精神の状況によってアプローチの仕方(どのように分解して体と心が共に理解していくか)が変わっていきます。症状が同じに見えても、奥は深く、患者の対応に追われながらも、とても取り組み甲斐のある毎日です。

次回は、オステオパシーについてご紹介します。

 

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トリガーポイントと放散痛の例

「フィジカルセラピスト」という仕事

更新日:2014年 06月 27日
by フィットネス指導 from U.S.A

私が勤務しているTensegrity Physical Therapy & Performance Centerでは、フィジカルセラピストとアスレティックトレーナーと私が、直接患者の治療にあたっています。フィジカルセラピストは、日本では理学療法士なのでしょうか? アメリカではドクター(博士)の資格と国家試験合格後、急性から慢性の障害治療(マニュアルセラピーなど)に携わります。針灸ではなく、ドライニードルを使ったトリガーポイントの針治療をするフィジカルセラピストもあり、治療効果は効果は出ているものの、針を使用するという事で針療法士 (acupuncturist)の協会との問題が白熱しています。アスレティックトレーナーは、修士か学士を習得後、アメリカ医学会(American Medical Association; AMA)の資格を得て、障害の予防、治療、カウンセリングからトレーニングまで行います。

大学のオリンピック、またはプロフェッショナルレヴェルの競技者や、NBAやNFLなどのようなプロフェッショナルの中では、多方面から患者(競技者)の治療、モーターコントロールの改善、運動能力の向上に携わるのは当然の事となっていますが、民間のクリニックが個々人を対称に、プロに対すると同じレヴェルのサービスを提供しているところはアメリカでも少ないです。クリニックの一部は公益法人としてリサーチや講習会も行っています。大学の教授がリサーチに関わっていたので、私は在学中に3ヶ月間インターンシップをしたのがきっかけとなって雇用されました。

次回は業務内容についてもう少しご紹介します。

 

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運動処方を行うスペース:他に治療のための10の個室と、地下にリサーチと講習会のスペースがあります。

 

位置づけは「運動生理学者+アスレティックトレーナー」

更新日:2014年 06月 13日
by フィットネス指導 from U.S.A

ユージーンは“TRACKTOWN USA”の名の下に、オリンピック選考会だけでなく、大学の全国陸上競技会も開催されます。オレゴン大学のヘイワードフィールドは、アメリカ国内に5箇所あるInternational Association of Athletic Federations (IAAF) Class 1 の資格をもつ 競技場の一つになっている為、競技者人口密度も高いです。余談になりますが、ユージーンの地形は盆地のような状態で、アメリカで一番花粉数が高い都市です。渡米16年目にして、私も生まれて初めて花粉症に悩まされています。

オレゴン大学には、ナイキのワッフル模様の靴底のアイデアを提供し、教え子のフィル・ナイトと共にナイキを立ち上げたビル・バウワーマンの功績を称えたバウワーマンパフォーマンスセンターがあります。今回から数回は、オレゴン大学の競技者だけでなく、民間も利用できる私の勤務先のひとつであるTensegrity Physical Therapy & Performance Centerでの、クリニカル エクササイズフィジオロジストとヘルスフィットネススペシャリスト(HFS)の中間のような仕事をご紹介します。

私のクリニックでの仕事は、運動生理学者とアスレティックトレーナーを合わせたような位置にあります。ここでは、フィジカルセラピストやアスレティックトレーナー、マッサージセラピスト、解剖学者、運動生理学者、神経学者、エンジニアが協力して、患者に取り組んでいます。プレッシャーセンサートレッドミル(歩行分析)や、ハイスピード動きの解析システム、筋電図、バイオデックス、フォースプレート、最大酸素摂取量、血中乳酸濃度などの測定も加味して、治療、リハビリテーション、運動能力やパフォーマンスの改善が行われていきます。

 

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プレッシャーセンサートレッドミルによる歩行分析データーの一部

 

 

オレゴン州ユージーンってどんなとこ?

更新日:2014年 05月 27日
by フィットネス指導 from U.S.A

私が住んでいる町ユージーン(Eugene)は、人口約15万8,000人 オレゴン州では、札幌の姉妹都市でもあるポートランドに次ぐ2番目に大きい都市です。ポートランドに本社のあるナイキ(Nike, Inc.)の創始者でもあるフィル・ナイトはオレゴン大学(学生数約25,000人)の出身で、大学は多額の寄付を受けている為、スポーツ関連の施設はプロフェショナルに劣らぬ設備が整っています。競技者の為の、トレーニングやリハビリテーション、パーフォーマンスセンターなどは、とても充実しています。

オリンピックの陸上選考会もオレゴン大学で開催される事があります。1970年代に陸上中距離7種目でアメリカ記録を樹立したアメリカのランナーで知らない人はいないといわれる伝説のスティーブ・プリフォンテインもオレゴン大学の出身です。毎年4月に開催されるユージーンマラソンは、オリンピック選考の対象の一つになるイベントで、昨年は全国から約9,000人が参加しました。

アメリカ全土で査定の対象となった約10万都市の中、25kmに及ぶ舗装されたバイクロードを持つユージーンは、“トップ50バイクフレンドリー都市”に選ばれました。自転車だけでなく、ジョギングや散歩など雨が多い冬場も含めて、利用度が高いです。

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ユージーンには、25キロに及ぶ舗装されたバイクロードがある。

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毎年4月に開催されるユージーンマラソン。オリンピック選考の対象の一つになるイベントで、昨年は全国から約9,000人が参加した。

 

「クリニカルエクササイズフィジオロジスト」の現状と可能性

更新日:2014年 05月 16日
by フィットネス指導 from U.S.A

クリニカル エクササイズフィジオロジスト(CEP)の75%は医療機関で活動をしていますので、前回は私が勤務している病院内での仕事内容をご紹介しました。今回は、CEPの現状と今後の可能性についてご紹介します。

日本語での資格試験はありませんが、アメリカスポーツ医学会(ACSM)の資格制度の原点となったエクササイズスペシャリスは1975年に始まり、その延長としてクリニカル エクササイズフィジオロジストの資格が設立されました。10年ほど前に、ACSMの傘下にクリニカルエクササイズフィジオロジー協会 (CEPA)が立ち上げられ、「科学的な根拠を基に、慢性疾患や身体と生活習慣の改善の為に運動処方とその監督を行う医療専門職であり、処方の対象となる疾患の範囲は、心臓循環系、呼吸器系、整形外科、代謝、免疫、神経筋、腫瘍性、血液、筋骨格など広域に及ぶ」と定義されました。

昨年、CEPの医療保険コード番号ができ、これからは医療機関の中での活動だけでなく、フィジカルセラピスト(PT)やカイロプラクターなどのように独立した形でも、保険控除の対象を利用しての処方ができるようになっていきます。アメリカ西海岸の中では、最も革新的といわれているOregon Heart Vascular Instituteは、CEP の活動のモデルとなっています。しかしながら、アメリカ全体でみると、医者や看護婦などに比べ、まだ収入や認識などに落差があり、今後ACSMやCEPAを中心として、改善されていくと思います。

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アメリカ西海岸の中では、最も革新的といわれているOregon Heart Vascular Institute。

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